あるソル日記

ある日、ある場所、ソルアの日記

巻き戻し

私の布団には、何かしらの魔力が宿っているんじゃないかって、最近思う。
だって…
すぐ暖かくなって、一瞬で夢に精神持ってかれるから…

白い獣は地面に倒れた。
私は祭壇の上で、困った。
…、どうして。
(時間か…、戻ってる?!)
「君にはここで人間としての生を終わらせてもらうよ」
黒い獣が、私の頬に触れて微笑んだ。
決して清々しい笑顔ではない。
「…怖いか?」
黒い獣が言う。
「黒の銃使いが心配していたぞ。最も、奴はここに来ないけど」
「クロスさんは……」
…どうしたの?
と、言いかけた口が塞がれた。
甘い香りのする布で。
…小さな国で白い獣に会った時を思い出した。
「…っ」
頭が痛かった。
体の力が抜けて…。
目を閉じられずにはいられなかった。
(私…眠るの?)
刃物が鞘から抜かれる音がした。
それと、黒い獣の何か呟く声。
起き上がろうという気力はなかった…。