あるソル日記

ある日、ある場所、ソルアの日記

月夜:現実の終わりと物語の始まり

現実からこの世界に紛れ込んだ彼女は、この物語の全てを知ろうとする。
全て見せよう、彼女が望まなくとも。
物語を最後まで知った時が俺の望む"終わり"。

銃使いが彼女を現実への送還のために動いたとこで無駄な事。
むしろそれは、彼女の存在が物語の世界で確かな物に近づくだけ。
彼女が物語を全て見て、そして思い出し、現実に戻ろうと思ってももう遅い。
彼女は現実を忘れ帰れない。
彼女はこの世界の者。
彼女は俺の世界の者。
 
水晶の城が最終地点。
導き手は銃使い。
送還のために動いている彼も、本当は俺の望む最後を望んでる。
連れて来い彼女を。
元、俺たちの創造主を。
 
さぁ、儀式を始めようか…